2024年1月15日月曜日

2024年1月13日(土)13:30〜16:00 市民活動センター(旧ベルガ)にて


一番最初の読書会は、ほぼ12年前となる2012年5月、カピオの会議室で開催した。
友人と二人で始めた会だった。今、思えば、母を失い失職もして打ちひしがれていた私を励まそうとその友人がこの会を一緒に始めることを大きく後押ししてくれたのだった。
 その年の3月、上野千鶴子氏の講演会でこの読書会のチラシを配布したり地域情報紙のイベント告知欄に掲載してもらって会に臨んだ。”誰が来てくれるんだろう?”というドキドキした気持ちだったのを思いだす。初回のテキストは当時、話題だった古市憲寿氏との対談「上野先生、勝手に死なれては困ります」とした。当初はPCで記録を取ったり、ティータイムを準備したりと肩に力が入っているもののどう進めていけばいいのか悩みながら始まった。私は確かに手応えのある何か新しいことを始めたいと思っていた。

今月の読書会では、昨年3月から読んでいる「フェミニズム がひらいた道」の最終日だった。
「フェミニズム リブート」はなるほどと思った。
フェミニズム リブートが起きている要因の一つは少子化にあり、少子化により女の子しかないいない家庭も多くなり、また子供の数が少なく大切に育てられてきて、「我慢、我慢を強いられる女の子」ということが少なくなった環境で差別への許容度が下がってきたというのは納得。オンラインアクティズムの主役が20代、30代ということもそういう理解もできる。

リブートってコンピュータの『再起動』〜のことなの?

フェミニズム は弱者が強者になることを目指す思想ではなく、弱者が弱者のまま尊重される思想。
「同じである権利を求めるのではなく、違っていても差別されない権利を求める思想と実践」⇦少し難しい。しかしとても大事だと思う。

そしてこの本の最終日だった。






0 件のコメント:

コメントを投稿