2年ぶりの更新
しばらく書いてないことはわかっていたが、前回の投稿が2019年だったことには流石に少し驚いた、書くことをすっかりサボっていた。
2012年に始まった月一回開催のこの読書会も細々と続いていて、気がつくと10年目に入っていた。「継続は力なり」という言葉が頭の上の方で聞こえてくるような気がすることがある。
今年の1月にオンライン開催になったが、この地で上野千鶴子氏の講演会があった。その影響もありこの読書会にも新たに訪れる方がいて、こういう時に”この会が続いていてよかった!”と思う。
現在は、2020年2月から「家父長制と資本制」を読んでいる。コロナ禍でのお休みもあったもののもう1年以上、この本を読んでいることになる。やっと先週、第7章まで皆で読み進めた。
キリのいいところまで順番に音読し、読み終えたところを皆で考察する(と言うと少し大袈裟だろうか?)というような進め方で読んでいる。さらっと読める本ではなく、よく立ち止まりながら、みんなと一緒だから私は諦めずに読み飛ばさずに読むことができるように思う。それでもわかったようなよくわからないところもある。
立ち止まったところを一緒に考えている。その一緒に考えるところがまた面白い。自分がさらっと読んでしまったところに、誰かがそこはどうなんだろう?と声をあげてくれ、はっとして、やっぱりわかってないと思うこともある。そしてまた考える。
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